2008年9月17日水曜日

FPSの始祖、XBOX360の高いロイヤリティに苦言

Wolfenstein3DやDOOM、Quakeなどを開発し、FPSの始祖と言われる天才プログラマ、ジョン・カーマック氏(id software)はAustin Game Developers Conferenceの会場で、現在開発中のFPS「Rage」がXBOX360のディスク容量の問題で悩まされていると語った。

このディスク容量の問題は、XBOX360のDVDフォーマットが特殊であり、通常のDVDと比べ約1GBほど容量が少なくなっているということもあるが、それ以上にロイヤリティという考え方が影響しているとしている。

家庭用ゲーム機は「ロイヤリティ」という名の上納金が必要であり、それは専用のディスク製造というかたちで徴収される。その金額が異常に高く、それが複数枚となれば単純に枚数分だけ徴収されることになる。

例えばRageがディスク3枚組だとすると、それだけで日本円にして数億円の余計な出費が発生してしまうことになる。この出費を抑えるにはディスク枚数を減らすため、テクスチャなどを大幅に削除するなどの容量縮小を行うことは可能だが、それでは品質が低下してしまう。

対照的に、PlayStation3のBDディスクは容量が大きいため、ロイヤリティの考え方が同じであっても1枚は1枚であり、PCにおいてはそもそもロイヤリティという概念がない。

この点について、id softwareはマイクロソフトに「改善」及び「譲歩」を要求しているとしている。

しかし、カーマックは、BDディスクがRageを開発する上で都合がよいのは確かだが、その他の全ての点において、PS3よりXBOX360の方が優れたハードウェアであると締めくくった。

http://www.maximumpc.com/article/%5Bprimary-term%5D/quakecon_08_no_digital_distribution_rage_or_doom_4_rage_will_be_multiple_dvds_xbox_360

2008年9月4日木曜日

エンターブレイン、ツクール最新作「アクションゲームツクール」を発表、XBOX360/XNAにも対応

4日、エンターブレインは「ツクール」シリーズ最新作「アクションゲームツクール」を発表した。発売は2008年12月12日、価格は税込10290円を予定している。

アクションゲームツクールでは、スーパーマリオに代表されるようなジャンプアクションを始め、アクションRPGや格闘ゲームといった各種アクションゲームから、応用としてはシューティングやパズルゲームなど様々なジャンルの「アクション性のあるゲーム」が作成可能となっている。

また、アクションゲームツクールでは、「ツクール」シリーズ初の試みとして、マイクロソフトの統合ゲーム開発環境「XNA Game Studio」のプロジェクトとして書き出せる機能が搭載される。

このXNA Game Studio出力機能の実装により、従来ではツクール内で実装するには難しかった機能をソースコードレベルで編集し調整を行うことが可能となるとともに、完成したゲームの配布は「XNA Game Creators Club」を通して配布・販売、Xbox360上で動かすことが可能となる。なお、詳細は明らかになっていないが、アクションゲームツクールのコア部分などの一部実装については.NETアセンブリとして提供されるものと思われる。

このXNA Game Studio用プロジェクトとしての出力機能は、次世代RPGツクールで搭載される予定であったが、アクションゲームツクールが第一弾となることとなった。

次世代ツクールについては商用利用も視野に、ツクールとXNA Game Studioの連携による段階を踏んだゲーム開発者の育成、教育機関への普及、月刊マイコンベーシックマガジンの休刊以降問題視されていた日本人ゲーム開発者の急激な減少に歯止めをかけるなど、様々な期待が寄せられる。

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